ある日、ノートパソコンのキーボードを叩いていたら、いきなり肩がズキッ。
「何これ?どこかに打ち付けた?それとも何か運動したっけ?」
最初はそんな考えが頭に浮かびました。
でも次の日も腕が上がらず、肩に激痛。
シャンプーのたびに痛みで変な声が出る。
気づけば、人生初の四十肩デビューでした(嬉しくないやつ)。
もし「このまま治らないのでは」と不安になっているなら。
大丈夫です。四十肩は“時間とケア”でほとんどの人が回復します。
ただし、放置と誤解は禁物です。
そもそも四十肩とは、肩の関節まわりに炎症が起き、腕を動かすと痛みが出る状態のこと。
原因は加齢、使いすぎ、血流低下などさまざま。
症状としては「腕が上がらない」「ズキズキ痛む」が代表的です。
そして、痛むのに何故かその場所がハッキリとは特定できないのが特徴。
で?
大切なのは「自分のタイプを知ること」です。
たとえば整形外科で行うレントゲン検査では、骨の異常を確認して他の病気を除外します。
リハビリ(理学療法)では、可動域をゆっくり広げるストレッチを指導。
鍼灸や整骨院では、筋肉の緊張をゆるめる施術を行うこともあります。
日本整形外科学会のガイドラインでも、「痛みが強い時期は安静、回復期にストレッチを」と明記されています。
特に焦るのは、仕事や家事を抱える40代〜50代の人。
「片方だけ痛い」「寝返りで目が覚める」「湿布で済むのかな?」と悩みがちです。
痛み止めを使っても、“動かさないまま”では長引くケースもあります。
医療者の立場から見ると、「痛みを我慢せず早めに受診」が鉄則。
でも利用者の視点では、「病院に行くほどでも…」と思ってしまうこともありますね。
そんなときは、痛みが2週間以上続く、夜も痛む、着替えに支障がある――この3条件が受診の目安です。
ちなみに形成外科に行って診てもらったらお医者さんから「四十肩だね」
と、笑いながら言われました。
そして、痛くてもいいので動かすようにとアドバイスされました。
“軽く動かす勇気”が大事。
今日からできるセルフケアをいくつか探しました。
・朝晩に「肩をすくめて下ろす」を5回
・入浴後に「腕を前後にゆらす」軽ストレッチ
・痛みが強い日は“温めすぎない”
・寝るときは痛い側を上にして枕を調整
・2週間たっても改善しなければ整形外科へ
四十肩は、体からの“ペースダウン通知”みたいなもの。
焦らず、いたわりながら進めばちゃんと終点はあります
まとめると、四十肩は“通過点”です。
原因を知り、ストレッチと受診のタイミングを見極めるだけで、不安はぐっと減ります。
四十肩で肩に違和感を感じた人、自分の体と少し向き合う時間を作ってという合図なのかもしれません。
しかし、本当に痛い(泣)
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